昔は、片面印刷のチラシが多く、チラシの裏をメモがわりにしていた人も多くいたようです。

2ちゃんねるでは、日記などのとるに足らない情報を投稿すると「チラシの裏にでも書いておけ」と揶揄されることがあります。

この情報元は、田亀源五郎の「俺の先生」という漫画に出てくるセリフであり、この漫画は90年代に発売されたもので、その頃は片面印刷のものが多くあったということでしょう。

現在は、両面印刷がほとんどですが、2ちゃんねるの「チラシの裏にでも書いておけ」という言葉が一般に知られていると、チラシの裏面には必要のない情報しか載っていないものと思われかねません。

今回は、2ちゃんねる用語のチラシの裏はポスティングと無関係なのか、正しい意味を解説していきます。

またポスティングに関する情報を網羅した記事がこちらにありますので、他にも知りたいことがあれば確認してみてください。

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チラシの裏はポスティングと無関係?正しい意味とは?

「チラシの裏に書いておけ」はポスティングと無関係ですが、「必要のない情報を投稿するな」という意味があります。

チラシの裏は必要がない情報という意味として捉えてしまいがちですが、本当に必要のない情報なのでしょうか。

本当にポスティングチラシの裏は意味がないのか?

チラシの裏には、表に載せられない情報を載せ、購買決定を促す大切な役割があります。

裏に情報を載せるために両面印刷にすると片面印刷よりコストが2倍になってしまうのではないか不安になりますが、印刷する業者や部数によっては片面印刷の1.2~1.8倍の料金相場で制作できます。

表には、読者を商品等に興味を持ってもらうためのキャッチコピーやアイキャッチ画像を大きく載せるので、購買決定まで至るには情報が不足しています。

このため、表を見て商品について詳しく知りたいと思った場合、読者は裏の情報によって購買を決定します。

そこで、裏には説得力のある情報や購入する前に感じる不安を打ち消す内容などを載せるので、チラシの裏は意味のある情報だと結論付けられます。

裏は、2ちゃんねるで使われているような意味ではなく、読者の購買決定を促す重要な情報なのです。

ほかにも、両面印刷は圧倒的な情報量を載せられることや、ストーリー性(流れ)を持ったチラシを作れるなどのメリットがあり、両面印刷で効果を出すための工夫についてまとめた記事も作っています。

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ポスティングチラシの裏を意味のあるものにする方法

チラシの表にはターゲットの目を引くため必要最低限の情報しか載せられないので、裏には表で食いついたターゲットの購買意欲を高める情報を載せましょう。

購買決定を後押しし、ポスティングチラシの裏を意味あるものにする主な4つの方法を解説します。

・成分や効果が出る理由など説得力のある情報を載せる
・商品を購入することで被るデメリットを打ち消す情報を載せる
・表には載せていないその他の情報を載せる
・商品を購入する方法などの情報を載せる

成分や効果が出る理由など説得力のある情報を載せる

裏を見る時の読者の気持ちは、商品に興味をもっているが購入するか迷っている段階です。

そこで、商材について、効果の高い商品であることや効果が出ていると分かる情報を載せると消費者は購買意欲を高めるでしょう。

また、成分の表示となぜ効果があるのか解説する写真やイラスト、商品の効果が分かる使用前後の写真などを掲載すると読者は商品の良さを実感できます。

さらに、専門家による監修、安全基準を満たしているマーク、インフルエンサーのお墨付きなどがあると、客観的に信頼できる商品であると証明でき説得力が増すでしょう。

商品を購入することで被るデメリットを打ち消す情報を載せる

商品を購入することで被るデメリットとは、思った効果が得られなかった、想像していたものと異なったなど、期待と違う結果になるのではないかと消費者が商品を購入する際に考えることを指します。

値段の高いものであれば、よりデメリットを想像して不安に思う消費者も多いかもしれません。

そこで、商品を購入しても効果を実感できなければ返金可能である、サンプルを提供するなど、損をしないことや、商品を試すことができることを協調すれば消費者は安心します。

また、購入者による口コミや体験談、リピート率なども消費者を安心させる材料になります。

さらに、生産者などの商品の制作に関わった人のプロフィールや写真などがあると正しい方法で製造されたことが分かり、消費者の不安を打ち消せるでしょう。

消費者が感じるデメリットを打ち消すことができれば、購買決定に至るので重要なポイントです。

表には載せていないその他の情報を載せる

表には載せる情報量が限られているため、多くのサービスは載せられません。

そのため飲食店やエステ店など、さまざまな商品を取り扱っている場合は、表に取り上げた商品以外のものを裏に載せておくと、表の商品では興味をあまり抱かなかった消費者も裏の商品には魅力を感じる可能性があります。

数多くの商品を紹介しておくと、それに比例して多くの消費者が商品等を買ってくれると考えられます。

クーポンで客足をコントロールすることや、自由な紙面レイアウトで自店のコンセプトや個性をアピールするなど、飲食店における具体的なポスティング戦略をまとめた記事もあります。

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商品を購入する方法などの情報を載せる

商品を購入したいと思った場合、簡単に購入できるようにしておかないと、せっかく購買決定した消費者が商品を買うのをやめてしまうかもしれません。

消費者が負担なく商品を購入できるための情報を載せておくと良いでしょう。

インターネットや電子機器に精通している若者向けであればQRコードを掲載し、一気に購入ページに飛べるようにしておく、インターネットに不慣れな高齢者向けには、電話で購入できるようにしておくなど、いくつかの方法でアクセスできるようにしておくと安心です。

そのほか、日本語が美しく見えるタテ型、数字や英語表記が読みやすいヨコ型など、読む方向により印象やポスティング効果に違いがあるため、それらを解説した記事も作成しています。

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2ちゃんねる用語のチラシの裏はポスティングと無関係?正しい意味を解説まとめ

・2ちゃんねる用語の「チラシの裏にでも書いておけ」はポスティングと無関係ですが、裏にはとるに足らない情報しかないと揶揄される風評があるため、裏を意味あるものにしなければなりません。

・ポスティングチラシの裏を意味のあるものにするためには、購買決定に至る情報を載せると良いでしょう。

・裏に載せるべき内容は、説得力のある情報、デメリットを打ち消す情報、表には載せていない商品の情報、スムーズに購入できる手順の情報などを載せると効果が期待できます。