ポスティングはイベントやキャンペーン、店舗の新規オープンの広告宣伝を目的としたチラシやビラなどの販売促進物を、地域のポストに投函するものです。

メールやアプリでの告知配信が主流になっている今、ポストに投函するスタイルは再注目されています。

ただし、いざポスティングをしようにも委託できる業者は多数存在している上に、配布方法によってはポスティング料金も大きく変わってきます。

ポスティングに関する情報を網羅した記事がこちらにありますので、他にも知りたいことがあれば確認してみてください。

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ポスティングにおける通常配布とは

ポスティングは料金の違う配布方法が何種類か存在しており、その中で最も一般的に利用されている配布方法はローラー配布やベタまき、軒並み配布とも呼ばれる「通常配布」です。

通常配布は指定した配布予定エリアすべてのポストを対象に、配布物のポスティングを行います。

「チラシ投函禁止」のステッカーなど、配布物の投函を禁止している場所以外のすべてのポストに投函するため、一戸建てからマンションやアパート、事務所など建物の種類を問わず、不特定多数の人へ広く宣伝できる配布方法として知られています。

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配布方法別の解説とポスティング料金の相場

配布方法によって料金が変わり、さらにターゲットの選定や配布エリアを選別することで、より宣伝したいターゲット層を絞ることができます。

また反響率を検証して文章やチラシ内容の修正を重ねたり、配布方法を変えることで反響率をあげることもできます。

ポスティングにおけるさまざまな配布方法と、料金の相場を詳しく解説していきます。

宣伝したいターゲット層や予算と相談しながら、最適なポスティング方法を見つけましょう。

・単配と併配
・ローラー(全戸・軒並み)配布とセグメント配布
・オーダーメイド配布に対応している場合もあり

単配と併配

一度のポスティングで自社の製作した配布物一枚だけを、配布エリア内の各ポストに投函することを「単配」といいます。

配布するエリアや配布物のサイズなどによって料金は変動しますが、単配の場合「一枚5~7円」が相場で、A4サイズであれば「一枚5~6円」、A3サイズなら「一枚6.5~7円」程度です。

配布物の枚数が少なければそれだけ注目される確率は上がるため、ターゲットの注目を自社の配布物一枚だけに絞ることで、認知度を高めます。

「単配」は配布する曜日や時間帯、配布エリアなどの細かい設定ができる場合が多いですが、その分ポスティング会社の手間がかかってしまうため、単価も高くなる可能性があります。

また自社の配布物だけをポスティングしたとしても、ポストの中には一日に何枚もの他社の配布物が上乗せされる可能性が高いため、単配でもチラシの内容やデザインが反響率を上げる鍵になります。

一方、「併配」は同時配布や併せ配布とも呼ばれ、他社のチラシと共に自社の配布物を投函するスタイルです。

一度に多くの配布物を投函する配布方法のため、併配はA4サイズだと「一枚3.5~4.5円」、A3サイズだと「一枚5~6円」が相場です。

総じて併配の単価は「一枚3.5~6円」が相場といえ、単配よりも比較的安値でポスティングが行えます。

一枚の配布物に多くの配布スタッフを動員させるより、一度に数枚の配布物をポスティングする方がスタッフへの負担が減り効率も良いため、全ての配布枚数を投函するまでの期間を短くすることができます。

なるべく早くポスティングしたいけど、費用は抑えたいといった時に「併配」がオススメですが、同時に他社の配布物もポストに投函されるため、単配より注目される確率が下がる可能性があります。

他に注意が向くことで自社の配布物が注目されなかったり、他の配布物と重なり目に留まることなく廃棄されてしまう恐れがありますので、単配より僅かに反響率が下がってしまいます。

ローラー(全戸・軒並み)配布とセグメント配布

「ローラー配布」は最も一般的な配布方法として知られており、全戸・軒並み配布や通常配布とも呼ばれています。

最も一般的な配布方法ゆえ料金も良心的で、ローラー配布はA4サイズなら「一枚3.5~5円」、A3サイズなら「一枚4.5~6.5円」が相場です。

総じてローラー配布の単価は「一枚3.5~6.5円」が相場で、価格が良心的な面からローラー配布を選ぶ方も多くいます。

ローラー配布は一戸建てやマンション、事務所などを限定せずに、配布エリア内にある建物すべてにポスティングする方法です。

「チラシ投函禁止」のステッカーなど、配布物の投函を禁止している場所以外はどこにでも投函できるため、配布地域内の全世帯の約70%をカバーできるといわれています。

在住者だけではなく配布エリアに勤務している人にも注目してもらえる可能性があるのは、ポスティングにおいて大きなメリットになります。

一方の「セグメント配布」は選別配布ともいわれ、投函する対象の条件を設定し、「目視で確認できる」建物に配布していく方法です。

戸建てやマンション、アパート、事業所など配布したい建物の条件を設定し、配布スタッフが歩いて条件と一致していると目視で確認できる建物、もしくは集計したデータと一致するポストに投函します。

A4サイズなら「一枚4.4~5.5円」、A3サイズなら「一枚4.8~6.5円」が相場と、ローラー配布と並び比較的安値でポスティングできます。

総じてセグメント配布の相場は「一枚4.4~6.5円」ですが、ポスティングに設けた条件によって価格が変動するので注意が必要です。

条件を絞れば絞るほど、より届けたいターゲット層に配布物を届けることができますが、その分手間や時間がかかり、配布スタッフへの負担も大きくなります。

このようにセグメント配布は、使い方によっては他の配布方法以上の反響を生みだす可能性がありますので、特に反響率を上げたい配布物がある時にはオススメといえます。

オーダーメイド配布に対応している場合もあり

業者によっては一つの配布方法しか対応していないところもあれば、どんな配布方法にも柔軟に対応しているところもあります。

特に「オーダーメイド配布」に対応しているところは少なく、対応している業者はそれだけ豊富な地域住居データを保有していることになるため、信頼性が高まります。

オーダーメイド配布の相場はA4サイズなら「5~7円」、A3サイズなら「6.5~8.5円」です。

オーダーメイド配布とはターゲット選定をした後、年収や家族構成を設定、配布エリアから配布枚数、配布期間など、ポスティングのすべてを指定することができます。

すべての条件を指定することができる分、単価は他の配布方法より高額になりますが、より反響を得やすくなります。

予算に余裕があり、細かいターゲット層や条件がある場合はオーダーメイド配布がオススメです。

配布単価を決定する要因の解説やポスティングの料金を下げる方法はこちらに詳しく載っています。

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配布方法によるポスティング料金まとめ

・比較的良心的な料金でブランドの価値を高めたいのなら単配、手間を省き短期間でポスティングするなら併配がおすすめです。

・もっとも一般的な配布方法で良心的な単価を選ぶならローラー配布、ターゲット層を絞り反響率の向上を狙うならセグメント配布がよいでしょう。

・予算に余裕があり、どの配布方法よりも細かいターゲット層の設定配布エリアの選定が行えるのはオーダーメイド配布です。