企業に対するポスティングの内容について解説

企業への販促活動は、個人相手よりも信頼構築に時間をかける必要があったり、手間がかかることが難点です。

営業マンの能力に委ねるだけでなく、会社全体として売上を上げられる力をつけていくことが大切です。

そこで、ポスティングは営業活動の一助となる手法として再注目されています。

企業に対するポスティングの内容について理解し、目的に応じて他の媒体と使い分けましょう。

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ポスティングのすべて

企業に対するポスティングとは

よく知られているポスティングのイメージは、一般家庭のポストにチラシやティッシュが投函されている光景でしょう。

しかし企業に対する場合、一般家庭へは投函せずに、事業所やお店だけにチラシを届けるので、企業向けの販売促進に適しています。

その他の媒体と比べてどのような特徴があるのか、一般的なものとの違いを理解して活用しましょう。

・特徴
・一般的なポスティングとの違い

特徴

企業相手に事業を行っている会社にとって、消費者へのプロモーションをしても反響に直結せず費用対効果が計れないため、戦略を練りづらくなります。

ポスティングは企業だけに絞り込んで宣伝できる手法のため、より正確な効果測定ができ、PDCAサイクルがまわしやすくなります。

また企業の新規開拓ではテレアポや1件1件営業担当が足を運ぶ方法が主流ですが、マンパワーのみでは同時にアプローチできる件数に限界があります。

ポスティングを活用すると、指定エリア内の建物であれば住所がわからない相手にもチラシを届けてもらえるため、容易に不特定多数へのプロモーションが可能です。

さらに一度きりではなくポスティングの回数を重ねていくと、認知度、好感度、信頼度が上がっていき、反響率が高まっていく傾向にあります。

何度も目にするうちに好感を抱くようになる心理現象をザイオンス効果といいます。

ポスティングは他の媒体に比べて単価が安いため、エリアを限定してコストを抑えながら継続的にアプローチをかけられるので、ザイオンス効果を発揮しやすいです。

チラシを通して接触を図ることで、営業活動へのリソース不足の補完と会社の宣伝力アップが期待できます。

一般的なポスティングとの違い

一般的なポスティングの場合は住宅メインでエリア内全般に配布していくため、チラシ1枚あたりにかかる配布時間が短くなるため、単価は安くなります。

しかし企業のみを対象とする場合は、住宅のように配布先が密集していないことが多く料金は上がりやすいです。

また、商品・サービス内容によっては対象企業をさらに絞り込む必要があるので、条件によって配布先を絞り込むセグメント分けを依頼することが効率化のポイントとなります。

例えば、POSレジの導入の販促を行いたいのに、レジを使用しない事業をしている会社へアプローチしても効果はありませんが、レジを必要とする飲食店などに絞り込んで販促をすれば購入してもらえる確率が高まります。

企業に対するポスティングは一般的なポスティングよりも配布先が限られやすいため、料金が高くなりやすいですし、料金の上下幅が大きいため、見積もりをとるまで概算がわからないケースも多いです。

ただ、配布条件が絞り込まれて依頼枚数が減ることにより、無駄なコストはかかりにくくなります。

業者によっては、配布エリアが企業やお店の多い地域に限られる可能性があるのも大きな違いです。

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企業に対するポスティングを行うメリット・デメリット

企業に対する販促活動は、DMやタクシー広告、インターネット広告などの選択肢があり、それぞれの特性に応じて使い分ける必要性があります。

他の媒体と比較してどのようなメリットとデメリットがあるのかを知ることで、商品・サービスの宣伝に適しているか判断ができます。

目的に合っているか判断するポイントにもなるので、どちらも理解しておきましょう。

メリット

メリットを知ることで、実施したときに想定すべきことや考えるべき観点がわかるため、的確な判断をしやすくなります。

メリットは3つあります。

・単価が安い
・対象を絞り込んで直接アプローチができる
・新規のお客様が期待できる

単価が安い

ポスティングは他の媒体と比較しても単価が安いです。

DM(ダイレクトメール)はポストに直接投函する点で類似した手法であり、まとめての送付となるため通常の配送料金よりは安くなりますが、はがきで1通当たり50円以上、チラシを送るための封書で1通当たり60円以上が相場です。

一方、企業へのポスティングは一般的なポスティングより料金は高くなるものの、単価が安い地域では6円から実施可能です。

DMの代行サービスを行っているポスティング業者もありますので、特定のターゲットが散在している場合や宛名を添えたい場合など、目的に応じて使い分けましょう。

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対象を絞り込んで直接アプローチができる

業種や地域、建物、店舗を絞り込みすることで、明らかに需要のないターゲットを省いてチラシを届けることが可能です。

マスメディアでの販促活動だと大衆への認知が目的となるため、エリアの絞り込みができません。

タクシー広告は会社で裁量権をもった人が利用することを想定して活用しますが、タクシー利用をしなければ見てもらえません。

しかしポスティングは、指定したエリア内で該当する建物に直接チラシを届けるので、ポストを確認するときに一度は手に取ってもらえます。

ポスティングは的確なターゲット設定ができ、視認性が高い手法です。

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新規のお客様が期待できる

顧客リストの有無にかかわらずチラシを届けるため、新しい顧客に出会える可能性があります。

また営業活動をするにあたって、チラシを見てあらかじめ認知してもらっていれば、訪問時に受け入れてもらいやすくなります。

デメリット

企業に対するポスティングを実施する前に、リスクを知ることや目的とずれていないか把握する必要があるため、3つのデメリットも理解しておきましょう。

・事業所を特定できない
・すぐに捨てられる可能性がある
・カバー率が低くなりやすい

事業所を特定できない

ポスティングではエリアと詳細な配布条件での絞り込みは可能ですが、住所で配布先を特定することはできません。

特定の企業へ届けたい場合は、DMを活用しましょう。

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すぐに捨てられる可能性がある

特に封筒に入れずチラシだけ投函する場合、気になって目に留めてもらえなければ雑に扱われる可能性があります。

担当者が業務に関係ないと判断し、他の人の目に触れることなく廃棄されるケースもあります。

このため、以下のように工夫することで保存してもらいやすくしましょう。

  • 目に留まるチラシデザインにする
  • 上質な紙を使ってチラシを作製
  • チラシだけでなく封書やポケットティッシュにする
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カバー率が低くなりやすい

配布可能な件数に対して実際にどれだけ配布できたのかを示す値のことです。

オフィスビルやテナントビルでは、配布条件が定められていたり、投函先の場所特定が困難なことがあるため、一般的なポスティングに比べてカバー率が低くなる傾向にあります。

企業に対するポスティングの内容について解説まとめ

・企業相手に事業をしている会社には効果的な手法で、一般家庭には配布せず企業のみにポスティングができます。

・顧客リストにない先でも直接チラシを届けられるため、安価に新規開拓が期待できる手法です。

・オフィスビル内のテナントへの配布は、ビルによって配布が困難な場合があるため、カバー率が低くなる可能性があります。