昨今、ITによる広告が増えてきており大手広告代理店が発表した2019年日本の広告費によるとインターネット広告は前年比119.7%で2兆円を超え、初めて日本における広告費の30%以上を占めました。

そんなIT化社会だからこそ、チラシをポストに入れるという広告手法が再注目されています。

この記事では変わり続ける業界においてポスティングという広告の意味を徹底的に解説していきます。

またポスティングに関する情報を網羅した記事がこちらにありますので、他にも知りたいことがあれば確認してみてください。

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IT化で大きく変わるポスティング業界

インターネットの台頭により、広告業界全体が変わっています。

それにより、大きく変化のないはずのアナログ広告であるポスティングにも大きな影響が出ており、次の観点から解説していきます。

・ネット広告の台頭
・紙媒体の広告の意義が浮き彫りに

ネット広告の台頭

近年で最も世界を変えた発明はインターネットではないでしょうか。

インターネットの出現により、これまでの生活がガラッと変わりました。

もちろんそれは広告業界も同じで、出現からあっという間に大きなウエイトを占めるようになりました。

デジタル広告の中でもITが革新的なのは、TVCMと同じような「マスに対しての影響の大きさ」だけではなく、SNSやリスティング広告、youtube広告などに見られるように「マスの中から特定の属性を抜き出しそこにリーチする」というところです。

TVCMでも「深夜の時間帯にTVを見ている人」「今放送しているアニメに興味のある人」「特定の芸能人やグループに関心のある人」などある程度対象を絞ることはできました。

一方、ネット広告は「この商品のページにアクセスし特定の時間以上滞在した人」「特定の言葉で検索をかけた人」など、細かいところまで設定ができるようになりました。

今までは「ただ単に大多数にリーチする広告」や「大多数の中の漠然としたセグメントにリーチする広告」はあったものの「大多数の中の詳細条件に引っかかる特定の層にリーチする広告」は他にはないインターネットの強みです。

もちろんインターネットにも弱いところはあります。

それはインターネットを活用できない層へは一切リーチできないという部分ですが、今後はインターネット活用が当たり前になり、この弱点は消えていくと思われます。

検索エンジンにキーワードを入れた際に連動して表示されるリスティング広告とポスティングの、反響があるまでの期間や費用発生のタイミングなど違いを説明しています。

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紙媒体の広告の意義が浮き彫りに

ネット広告がすごい勢いで伸びているこんな時代だからこそ、対極にあるアナログ広告である紙媒体の意義が浮き彫りになってきました。

なお、ここでの「紙媒体」は全国紙の新聞広告や雑誌、交通系広告などの超大手が出すような一部の広告を除き、具体的には新聞折り込みや街頭でのチラシ配布、ポスティングなどを指しています

紙媒体は基本的にマスへのリーチ力はなく、特定のエリアのみで力を発揮するものです。

しかし、こと「特定のエリア」に関してはインターネットよりも遥かに強い影響力を発揮するのです。

もちろん、昨今ネット広告でもエリアの指定はできるようになっています。

ネット広告最大手のGoogle広告では指定した住所を中心にして周りの地域にのみリーチするといった指定もできるようになっています。

しかし、ネット広告の弱みはインターネットを使っている人にしかリーチしないのです。

その点、紙媒体はリテラシーを要求しないので、そのエリアの多くの人たちにリーチすることができるのです。

そこで、特定の配布先を決定するうえで役立つツール「GIS」をポスティングに活用することで、配布希望エリアの住民を男女別や年齢層などの細かい条件でも抽出でき、より効果的なポスティングが可能です。

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ポスティング独自の強み

ポスティングは紙媒体の中でも特に広い範囲にリーチができる広告です。

ネット広告の弱みをそのまま補完するような強みを持っているため、昨今は再注目を集めています。

具体的に説明していきます。

・属性に影響されない
・チラシ以外のものもポスティングできる
・手軽に始められる

属性に影響されない

ネット広告はインターネットを使用するという属性の人間のみにリーチできます。

新聞広告なら新聞を購読している属性、街頭でのチラシ配布ならそのエリアにいてチラシを受け取ってくれる属性と、特定の属性にしかリーチできません。

しかしポスティングは属性がありません。

強いて言うなら「ポストがある」でしょうか。

とにかく、特定のエリアであれば片っ端からほとんど全てのお客様にリーチできるという強みを持っています。

チラシ以外のものもポスティングできる

ポストに入っている広告としてありがちなのがマグネットです。

ポスティングはマグネットやポケットティッシュなど紙以外の媒体も配布することができます。

ただし別途見積もりが必要な場合があるので、配布期間には余裕を持って依頼しましょう。

また、単価が高くなる可能性もありますのでご注意ください。

マグネット広告は、広告の特性から保存してもらいやすいため、長期に渡っての反響が見込めるなどの特徴と制作費についてはこちらを参考にしてください。

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手軽に始められる

ポスティングはいくらから始められるでしょうか?

10円でしょうか、はたまた5円

正解は0円です。

ポスティングは特別な配布方法などを用いているわけではなく、誰でもできる作業です。

自社のスタッフの空いている時間などで近隣へのチラシ配布を実施すれば1枚から手軽に配ることができ、実質コストはかかりません。

ポスティング業者に依頼する場合でも、併配などできれば格安で依頼することができます。

併配は他社から依頼されたチラシと合わせて配る方法で、その他にも単配、ローラー配布など、配布方法ごとの解説や撒き方、料金の相場が次の記事にあります。

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この時代にポスティングする意味まとめ

・ネット広告はとても広範囲かつ詳細なセグメントへリーチできるが、ある程度リテラシーを求められます。

・紙媒体は特定のエリアへの広告に強いという特徴があります。

・ポスティングは紙媒体の中でも特にリーチ範囲が広く、ほとんど全ての層にリーチできます。