ポスティングを検討されている方でも、チラシに載せるべき内容について、正確に理解されていることは多くないかもしれません。

目を引くデザインや画像はすぐに思い浮かぶかもしれませんが、実際には頭で理解してもらうための言葉が重要な要素です。

ここでは、実績あるマーケティング理論を応用して、どのような内容を盛り込むべきか解説いたします。

またポスティングに関する情報を網羅した記事がこちらにありますので、他にも知りたいことがあれば確認してみてください。

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ポスティングチラシ作成時に重要な5つの掲載内容

ポスティングチラシの掲載すべき内容を抑えておくことで、読者の興味を引くチラシを作れます。

その掲載内容は大きく5つに分類することができ、詳しく解説していきます。

・キャッチコピー
・リードコピー
・ボディコピー
・オファー
・レスポンスデバイス

キャッチコピー

チラシの最上段にひと際大きなフォントを使って、読者に目立つように載せる言葉です。

読者は基本的に、このキャッチコピーから後続の本文を読むかどうか判断するので、読者の注意を引くように作成する必要があります。

リードコピー

リードコピーはキャッチコピーを解説する部分です。

チラシの見出しの直下に配置し、キャッチコピーを砕いて説明するための文章です。

読者にキャッチコピーで注意を惹き、リードコピーで深く興味を引かせるようにするため、キャッチコピーからスムーズに流れるような文章にすることが重要です。

ボディコピー

チラシのオファーやストーリーなどを細かく記載する部分であり、読者を説得するための文章です。

長文にはせず前段のリードコピーに対して、20字から多くても200字程度におさめます。

オファー

自社が提供する商品やサービスおよびその価格、クーポンや特典・割引などのお得な情報、アフターサービスなどの見込み客に訴えかける具体的な内容をこの部分に盛り込みます。

レスポンスデバイス

どのような手段で申込むことができるのかという、申込み方法を記載する部分で予約や問い合わせ先です。

ハガキや電話・FAX番号、URLやメールアドレス、QRコードなどで読者がアクセスできるようにします。

用紙にも種類があり、画像やデザイン付きのチラシは発色に優れている光沢紙やマット紙が適しているなど、それぞれに特徴がありますので、用紙選びの参考にしてください。

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掲載内容を工夫してポスティング効果を高める方法

5種類の掲載内容を理解し、ターゲットに合わせた文章に工夫することでポスティングの効果を高められます。

そのため、反響率を上げるには具体的にそれぞれの部分をどのように書けばよいのか解説します。

・キャッチコピー
・リードコピー
・ボディコピー
・オファー
・レスポンスデバイス

キャッチコピー

あまり長い文章にはせず、強調したい言葉を配置します。

心理学的に人間はチラシを読むとき、2~3秒以内で自分に関係があるか判断します。

このような短時間で読者に訴求するため、キャッチコピーは短い言葉で、かつ読者にとって自社の商品・サービスがどれだけ魅力的かを記述しなければなりません。

「特価〇〇円」や「限定〇〇様」というように、具体性がある情報を強調しましょう。

また、顧客にとっての特典が複数ある場合でも、それをキャッチコピーにすべて書くと、焦点があいまいになってしまいます。

キャッチコピーには一番強く訴求できるポイントのみ記述するようにしましょう。

優れたテレビコマーシャルのようにリズム感があって、一度読んだら頭から離れないようなキャッチコピーにできれば言う事はありません。

リードコピー

リードコピーはキャッチコピーを補足するための部分ですので、なぜそのキャッチコピーとなるのか裏付けとなる理由を記述します。

キャッチコピーより長めの文章でもよいですが、それでも20字から30字以内でおさめるようにします。

例えば、キャッチコピーで「限定○○様」としたら、リードコピーでは原料が非常に希少なため、大量生産ができないものであることを記載するのです。

また、リードコピーでは、後続のボディコピーにつなげるための部分でもあるので、次に何が書いてあるのだろうかと期待を膨らませるような文章にしましょう。

テレビ番組で「続きはコマーシャルの後で」と一時中断するテクニックを思い浮かべてください。

ボディコピー

ボディコピーでは、キャッチコピーやリードコピーに対して文章が長くなりがちですが、文章を長くすると読み手が疲れてしまい読むことをやめてしまいます。

一つの文は30文字程度とし、読者の心に残るようなキーワードを入れます。

一段落ではリードコピーから流れてきたストーリーに沿った内容を記載します。

もし違うストーリーを記載する場合は段落を分けて、別のリードコピーからボディコピーに流れるように構成します。

ストーリーでは、どれだけ売れているかの販売実績や、著名人からのレコメンドがあれば、それらも併せて載せることにより、どれだけ信頼性のあるものかを訴えることができます。

オファー

オファーは読者の購買行動を促す箇所ですが、いくつかの特典を提供できる場合、それらを記述します。

最もよく使われるのは、期間限定の特別価格キャンペーンです。

○○日以内に申し込んでいただいた場合に、ディスカウント価格で提供することを打ち出し早期購買を促します。

同種の特典に、新商品・サービスに対しての早期割引、予約者や先着順に商品・サービスの割引や特典を提供するものがあります。

例えば、発売日の○○日前の予約者に対し割引が適用され、購入予約者には特別なプレゼントが提供されることなどが当てはまります。

また複数個の購入をした場合の、数量ディスカウントや数量特典もよく行われます。

3個購入したらもう1個特典としておまけをつける、といった具合です。

数量ベースで同様なものではセット割引があり、異なる種類の商品・サービスをいくつか購入してもらった場合、割引特典をつけるものです。

例として、抱き合わせ価格で10パーセントオフというのがそれにあたります。

会員制のサービスなどでは、顧客が新規会員登録した場合に割引や特典をつけることがあります。

大手ECサイトでは、会員登録や関連サービスを使用開始した場合、ポイントを付与することがよく行われています。

他にも試供品や、アンケート謝礼なども例として挙げられますが、自社の状況や提供する商品・サービスに応じて、1つまたは複数の特典をオファーすることで反響率を上げることができます。

レスポンスデバイス

レスポンスデバイスは様々な手段がありますが、販促する商品・サービスやターゲット層に応じて用意する必要があります。

若い世代には、URLやメールアドレス、QRコードは慣れたものですが、高齢者にとっては縁遠いものです。

そのような場合、返信用はがきをチラシに添付したり切り取れるようにしておくのがよいでしょう。

また、電話番号やFAX番号などを掲載しておくことも高齢者に対して有効です。

返信用はがきに簡単なアンケート欄を置くことで反響率が上がるケースもあるので、その点も工夫の余地があります。

どのようなフォーマットにすればわからなければ、経験豊富なポスティング業者に相談しアドバイスをもらいましょう。

タテ・ヨコどちらのスタイルにするのかも重要で、セールや化粧品など写真を多用してビジュアル面で訴求したい場合にはヨコ型が向いているなど、タテ・ヨコ型の特徴や効果の違いなどこちらで解説しています。

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ポスティングチラシ作成時に押さえたい重要な掲載内容について解説まとめ

・チラシの掲載内容は5つに分類されます。

・5種類の掲載内容と流れを理解することで反響率を上げることができます。

・5種類の掲載内容は商品・サービスおよびターゲット層に合わせ、適切な内容を記載しましょう。