安い金額でポスティングの効果をあげる方法を解説

近年、インターネットが浸透してきたことで新聞の折込広告などを使わずに、ターゲットとなる顧客に宣伝する必要が出てきました。

そこで、ビラやチラシなどの広告を自宅や会社の郵便受けに配るポスティングが再注目されています。

このように注目されているポスティングですが、お店や企業の方にとっては極力お金はかけずに広告を出し、少しでも多く来店してもらったり注文を得たいと考えるところだと思います。

この記事では、ポスティングにおいて、なるべく費用を抑え安い金額で効果をあげる方法を詳しく解説していきます。

またポスティングに関する情報を網羅した記事がこちらにありますので、他にも知りたいことがあれば確認してみてください。

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ポスティングのすべて

ポスティングを安く抑えて効果を出すためのポイント

ポスティング費用は抑えたいが成果は出したいということは、広告を出す側であれば誰もが思うことです。

ただし、初めてポスティングを使う場合にはどのような工夫をするとよいか分からないことでしょう。

次の項で費用を抑える方法と、成果をあげやすくする方法5つをひとつひとつ解説していきます。

・ポスティングは長期間する
・ポスティングエリアを限定しない
・配布物をまとめて発注する
・市場調査をする
・ポスティング方法を工夫する

ポスティングは長期間する

ポスティング期間とは、ポスティングを依頼して配布されるまでの長さをいいます。

ポスティングの配布期間は請負会社により違いますが、短期間や一日単位で期間を依頼すると料金が高くなる傾向にあります。

ただオープン記念セールや来店先着プレゼントなどの期間が決められているサービスについては配布期間を指定したほうが効果が期待できるでしょう。

反対に、数週間や1ヶ月間などの余裕をもった配布期間でよいものについては、長期間配布で依頼すると費用が安くなる傾向にあります。

例えば、特に常に集客を求めているような学習塾や美容室の案内、取り扱い商品の紹介などは長期間配布にしても、ターゲットに広告が届けば効果が出る可能性があるため、コストを抑えても問題ないでしょう。

さらに、次の記事には学習塾は教室から近い地区へ宣伝するほど効果が高い、美容室は広告に施術前後の写真を載せたり、クーポンを付けることで来店を促すなどのポスティングポイントが載っています。

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ポスティングエリアを限定しない

ポスティングエリアとは、その名前の通り広告をまく範囲のことです。

町丁指定や購買層となるターゲットが住んでいるエリアを指定し配布してもらう場合、チラシを配る効率が悪くなるため必然的に費用は高くなる傾向にあります。

また、指定することで同じ業者に別の会社が同エリアで配布依頼をしていなければ、自社が頼んだ1枚だけを配る形(単独配布)になりやすく、さらに配布費用はあがります。

ただし、この単独配布は費用は高めですが1枚だけがポストに入るためにターゲットの目に触れやすくなるので効果が期待できるというメリットがあります。

反対に、広告を配るエリアを指定しない場合には、ポスティング可能な郵便受けに次々と配っていくため多くの枚数をさばくことができます。

よって、1枚当たりの単価は抑えられるというしくみです。

また、配布エリアを選ばなければ、業者は他社のチラシと併せて配れるので1社に対しての費用がさがるという作用もあります。

複数枚のチラシと一緒に配られますので、埋もれないように数枚の中から高い確率で読んでもらえるチラシにするための工夫が大切といえます。

しかしながら、サービスを提供したいターゲットがいる場合はエリアを指定したほうが効果があがる場合がありますので、広告の内容によってエリア指定をするかしないかを決めるとよいでしょう。

こちらに配布枚数による具体的な単価や、全戸か選別(セグメント)で配布した場合の反響や料金について紹介していますので自社に合わせて選んでください。

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配布物をまとめて発注する

配布物にはチラシやハガキ、封書タイプなど多種多様なものを作ることができます。

例えば、1ヶ月に1万枚の配布を3ヶ月間行う予定の場合、一度に3万枚を印刷するほうが1枚当たりの単価は下がります。

チラシ以外の販促物にも同じことが言えますので、あらかじめ配る数量が決まっている場合は制作や印刷をまとめて注文しましょう。

また、ポスティング業者によっては印刷からポスティングまで一手に引き受けてくれるところがあります。

このような一括委託できるポスティング業者は、自社の希望をもとに最適な配布物のアドバイスをくれたりデザインもしてくれます。

また、ポスティング配布完了後にはどの地区に何枚配ったかなどの報告書を提出してくれる業者もあります。

広告の制作や印刷、ポスティングを異なる別々の会社へ委託するよりも、荷物の受け渡しや商談の手間が少なくてすむことや一連の作業のまとめた請負金額となるため費用が抑えられるなどメリットがあります。

さらに、次の記事にはチラシは飲食店やデリバリー、ハガキは美容関係など配布物ごとに適した業種についても紹介していますので自社サービスに合った配布物を見つけてください。

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市場調査をする

ポスティングをする際には市場調査(リサーチ)をしましょう。

例えば、商品やサービスを提供したい層が住んでいるエリアを厳選したり、店や会社を中心にして半径数百メートルから数キロの範囲を決めるとより効果が高まる場合があります。

このことにより、広告を無駄にばら撒くことがなくなり必要枚数だけを依頼できるので費用が抑えられます。

しかしながら、あまり配る範囲を厳しく選びすぎると配布に時間がかかるため逆に費用が高額になったり、思ったように反応が出ない場合がありますので注意が必要です。

ポスティング業者によって、高額所得層や住民の年齢層など独自のデータやノウハウを持っている業者がいますのでよく相談してみましょう。

また、国勢調査による地理情報や世帯数・男女別の人口など様々な情報を参照できる「GISシステム」を使うことで、ターゲットやエリアを選びやすくなるので、このシステムによるポスティングの記事を読んでみてください。

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ポスティング方法を工夫する

ポスティングの仕方を工夫することで効果や反響があがることがあります。

例えば、リフォームやリノベーションなどのチラシは持ち家か分譲マンションの住人がターゲットに適していると言えます。

このチラシを単身者住宅や会社へ配っても効果は低いでしょう。

ただし、「持ち家と分譲マンションだけ配布」と限定してしまうとコストが高くなりやすいので、このような建物が多くある範囲全体へ配布依頼することで費用をおさえることができます。

ポスティング配布物の種類と特徴

配布物は郵便受けに入りさえすればアイディア次第で様々なものを作ることができます。

ジャンルによって費用を抑えられるもの、高コストだが他と差別化できるものなどそれぞれ特色がありますので配布物の種類を知っておくことは大切です。

この章ではポスティング配布物にはどのような種類があり、特徴があるのか一部を抜粋して解説していきます。

・チラシ
・ハガキ
・封書
・その他

チラシ

ポスティングの中で一番ポピュラーな広告といえばビラ、チラシです。

紙質やモノクロかカラー、枚数など条件によって料金は変動しますが、1枚1.1円で印刷をしてくれる業者もいます。

自社内のプリンターでも簡単に作ることができ最も手軽な広告といえます。

一般的で手軽だということで多くの会社がポスティングに利用していますので、確実に読んでもらえるチラシとなるような工夫が必要となります。

工夫のひとつとして、紙の質だけでも印象が変わってきます。

例えば、普通のコピー紙だと発色が悪く写真などは不鮮明になりやすくくすんだチラシになりがちですが、格安の雰囲気や身近な感じを演出するのには適している用紙といえます。

反対に、光沢のある紙は厚みがありツルツルとした表面なので写真などが多いチラシに適していますがコストは高めといえます。

A4サイズで両面カラーを3万部印刷の場合の料金を例にあげてみます。

コート紙とよばれる光沢のある用紙の場合だと1枚1.3円、マット紙とよばれる光沢のない落ち着いた雰囲気を出せる用紙の場合だと1枚1.6円で印刷できる業者もいます。

また、一番コストが低いと思われがちな普通紙とよばれる一般的なコピー用紙の場合は1枚2.1円で印刷可能です。

さらに、チラシのサイズにより折りたたむ作業が発生する場合がありますので、文面はもちろん紙質、紙サイズなどについて印刷専門会社や印刷も手がけているポスティング業者に相談するとよいでしょう。

ハガキ

ハガキ様式には、ポストカードタイプと圧着ハガキタイプとがあります。

品質などを変えるだけで料金に反映されますが、ポストカードだと約2円、二つ折り圧着ハガキだと約10円と安い価格で制作している業者も存在します。

ハガキの中でも、圧着ハガキは「どのような内容が書かれているのか知りたい」「知らずに損をしたくない」という心理が働くため開封率が高めと言えます。

また、直接届いたダイレクトメールと見間違ったり、表面に「このハガキが届いた方へ」とあるだけで特別感があることも開封率が高い理由です。

圧着ハガキには、V型と呼ばれる二つ折りタイプとZ型と言われる三つ折りタイプなどがあります。

どちらの型でもチラシと比べ多くの情報を乗せることが可能となっていますが、コストはやや高めとなっています。

封書

チラシやハガキの他に、広告を封筒に入れてポスティングを行う方法もあります。

中に入れる広告により金額は変わりますが、チラシだと1枚1.1円でそのチラシを封筒に入れた場合は封筒代として数円追加されます。

ある封筒制作会社の例として、透明封筒の場合1枚あたり約2円という価格で発注することができます。

さらにチラシを折る、封入する作業料も発生するため、1枚当たり約3.1円以上かかる計算となります。

封書での広告は、封筒を開けるという手間が発生するため開封してもらいやすくするための工夫が必要となります。

例えば、中身が見えない封筒なら表に「〇〇地区にお住いの方へ」などと特別なサービスを期待させるような一文を入れる、透明な封筒なら外側から見える部分を興味を引くように工夫するとよいでしょう。

さらに、封書だとチラシも含め多くの情報を入れられるうえ、割引券やクーポン券など封入できるメリットがあります。

その他

紙以外の配布物はアイディア次第で無限に作ることができます。

紙以外だとかさばり重たいこともありポスティング費用が割高になる場合がありますが、紙の広告と差別化できます。

例えば、試供品が添付されている化粧品メーカーの広告や、引越業者や水回り修繕業者のマグネット広告などあります。

マグネットを例にあげると1個約17円で作ることができる制作会社があります。

マグネットに関して言えば、冷蔵庫に紙類を貼り付けるために使ったりと利便性が高いため、すぐに廃棄されにくく目にも触れやすい場所に自然に設置されるメリットがあります。

他には試供品が付いている広告だと、手に取ってもらいやすく開封する確率があがることが期待されます。

さらに、その商品が気に入れば来店や購買に繋がる可能性も高くなります。

紙類より制作やポスティングにコストはかかりますが、廃棄されづらいため高レスポンスが期待できる配布物といえます。

このように配布物にはそれぞれ特徴がありますが、共通している点はキャッチコピーを目につくように、字体や色を使いすぎないなどデザインに関する記事がこちらに載っています。

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ポスティングが安い業者には注意が必要な場合もある

ポスティング業者の中には安さを売りにしている業者がいます。

印刷代については企業努力により価格を下げることが出来ますが、ポスティングをする配布者の人件費については地域に差はあるものの最低限の費用がかかります。

人件費は必ず発生するのに低い料金設定をしている業者に不安を抱く方も少なからずいるはずです。

もし不正をしているとすると、1つの郵便受けに同じ広告を何枚も入れている、そもそも配っていないなど様々なことが考えられます。

しかしながら、全ての安い価格のポスティング業者に注意が必要だという訳ではありません。

例として、全国展開ではなく市区町村などの地域に密着している業者では、多くの会社の広告を併せて配ったり、蓄積されたノウハウを元にチームに分かれて効率よく配布できる方法を兼ね備えていることにより安い料金を実現できているところも多く存在しています。

そこで、信頼できるポスティング業者の見分け方として、納得できる料金設定なのか、ポスティング完了後に報告書を提出してくれるかなどがあります。

この報告書は、どのエリアに何枚配布したかが書かれているため発注内容と照合でき、業者独自のデータ分析によりアドバイスをくれたり、次回のポスティングに活かしてくれる業者も信頼できると言えるでしょう。

さらに、住民からのクレームについても誠実に対応してくれる業者が望ましいと言えます。

このように、料金とサービスは比例するとは限りませんので、自社の要望と予算を併せて業者を決定するとよいでしょう。

また多くの業者の中から最適な取引先を見つけるため、業界団体が設置した制度を取り入れているか確認することもひとつの手段と言え、こちらの記事にその制度の概要などあります。

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安い金額でポスティングの効果をあげる方法まとめ

・広告の内容によって配布エリアや配布のしかたを変えましょう。

・配布予定数が決まっている場合は、まとめて印刷をしましょう。

・信頼できるポスティングサービス内容であれば安い業者を使ってもよいでしょう。